壁側に配線ダクトのみで加工するシンプルな技法

壁側に対して配線ダクトを設置する方法では、既製品のままでは長さが合わず、設置方向も水平と垂直を組み合わせることも多いので、加工作業を行うことは必要です。

商品によっては対応しているパーツ類があり、T字に分岐させたり十字に分岐するパーツも販売されています。垂直に設置する場所に対してはコーナー用のパーツもあり非常に便利に使うことは可能です。もしも、用いる配線ダクトに便利なパーツ類が無いという場合や、そもそも配線ダクトのみでシンプルに取り付けしたいと考えた場合は、意外と簡単な加工方法で済ませられます。金属製でも樹脂製でも直線状であれば何ら問題はなく、必要な長さにカットをするだけです。

カット方法は金属対応の鋸や樹脂製はカッターでも切断することはでき、ダクトカッターは定番品ですが、身近なものでカットすることも不可能ではありません。多くの事例で水平から垂直に伸ばす部分が出ることがあり、この場合は90度に角を合わせる加工が必要です。額縁を見ると非常に分かりやすいのですが、90度に二つの同一の資材で合わせる場合、両方を45度に内側にカットラインを入れる方法です。

子供の頃に学校で使ったことがある方が多い分度器を利用する方法でも悪くはありませんが、身近に持っていない場合もあり、このケースでは曲がりの無い用紙を活用する技法が非常に便利です。コピー用紙などを用いるとかなり簡単に45度を作り出せ、四方のいずれかの角の部分を折り合わせると45度の用紙が完成します。この用紙を型にして配線ダクトに目印を付けた上でカットすると垂直への取り付けも綺麗に行えます。

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