硬質素材の配線ダクトを設置するのに向いている場所

数多くの電気ケーブルをスッキリと片付けるのに役立つ設備が配線ダクトです。

一昔前だと官公庁や企業・学校など数多くのOA機器を設けている業務用設備でしたが、昨今では一般家庭でも電気機器が多くなっているため新築マンションや戸建て住宅でもあらかじめ設置されるようになりました。配線ダクトの一般的な取り付け方は「外付け工法」とい施工法で、壁や床にモールという部品を取り付けます。モールは内部が空洞になっており、この中に電源ケーブルをまとめて収納すれば目立たずに綺麗に片付けることが可能です。配線ダクトには硬質・軟質という2種類の素材で作られいるものがあり、それぞれ向き・不向きな場所があります。家庭で使用する場合、多くの方がリビングや子供部屋・書斎など比較的電気機器が多い場所に配線ダクトを世知することでしょう。

これらの場所では軟質素材のダクトを用います。これは室温変化がさほどなく、軟質素材であっても劣化しにくいのが理由です。硬質素材を用いる場所は室温変化が激しい場所で、家庭であればキッチン・浴室が当てはまります。硬質素材の配線ダクトは強化プラスチック製で-30度~100度までの温度でも割れたり捻じ曲がる心配がありません。キッチンや浴室は温度変化が激しく、軟質素材のものだとすぐに劣化するので内部の電気ケーブルも傷みやすいのが特徴です。しかし硬質素材であればしっかりと外部を保護するので、電気ケーブルも長期間良好状態で使用できます。

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