家庭用配線ダクトに向いている材質

電気ポットや電子レンジ・テレビにゲーム機など、一般家庭でも数多くの電気製品が室内に設置されています。

これらは生活必需品なので常にコンセントに電源ケーブルを取り付けている状態となりますが、数が増えすぎると床にケーブルが散乱して見栄えが悪くなり、さらに乳幼児や高齢者がいると足を引っ掛けて転倒する恐れもあります。電気ケーブルは綺麗に片付けるのが望ましく、それを可能にしてくれる設備が配線ダクトです。配線ダクトはDIYを駆使してセルフ設置をすることが可能で、ホームセンターに行けば材料を入手できます。一言に配線ダクトといっても多種多様なものがあり、特に材質は計15種類もの数で取り揃えられています。ステンレス・ポリ塩化ビニール・ABS樹脂・セラミックなどが代表的な材質ですが、この中で家庭用配線ダクトに向いているものはポリ塩化ビニールとABS樹脂の2種類です。

ポリ塩化ビニールとABS樹脂、共に軽量で木ネジで簡単に穴を開けることができる素材です。DIYでダクトを設置する場合、床または壁に直接取り付ける「外付け工法」という施工をすることになるので、木ネジでそれぞれの部位に取り付けていきます。ステンレスやセラミックだとインパクトドライバーやプラグという特殊工具が必要になりますが、塩化ビニール等やABS樹脂の材質だとドライバーで締め付けるだけで簡単に設置できます。1本あたり300円前後で購入できる素材でもあり、設置時のコストも最小限に抑えることが可能です。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *