現代の生活で、電気製品というものは欠かすことができません。

テレビ・エアコン・パソコンなどの電気製品を使用するには必ず電源ケーブルをコンセントに差し込む必要がありますが、どれも使用頻度が高いため常にコンセントに差し込んだままということになります。この場合、何もしないと床にケーブルが散乱するうえに、足を引っかけて転倒事故を誘発する恐れもあります。見栄えを良くするうえでも適切に片付けるのが望ましいといえるでしょう。増えすぎてしまった電源ケーブルをスッキリと片付けるのは、配線ダクトを設置することです。この配線ダクトは電気専門会社に依頼をして取り付けてもらう方法と、ホームセンターで入手できる電機部品を加工して自身で取り付ける方法もあります。

セルフ設置の場合は部品を購入するだけで配線ダクトを設けられるので、大幅なコストダウンを実現できるのが長所です。セルフ取り付けの場合に用意するものは、「モール」というアイテムです。このモールは電気配線を真っ直ぐに取り付けるためのレーンであり、1mの長さで1本約200円で販売されています。これを加工して配線ダクトにするのですが、購入前に部屋のどの箇所にケーブルを固定するのかを吟味することが大切です。部屋の四隅に電源ケーブルが配線される形がベストで、各コーナーにモールを20cm単位の長さに加工して両面テープで貼り付けます。カット加工時はニッパーを用いれば簡単にモールを切断でき、必要な寸法分を手に入れられます。しっかりと固定したい場合は、ネジ留めをするのもいいでしょう。