コードなどをまとめておく結束バンドですが、素材によってはその環境に適しておらず、すぐに結束バンドが壊れてしまいます。

特に注意が必要なのが、熱による破断と、紫外線による破断です。熱は熱い場所で使っていると壊れてしまうという事です。
そして紫外線は屋外で使っていると紫外線によって壊れてしまうのです。

結束バンドで使われている素材の中にナイロン66と呼ばれている物があります。

ただのナイロン66でしたらそこまで耐久に優れている物ではありませんが、耐熱性ナイロン66や対候性ナイロン66が存在するのです。これらはただのナイロン66ではなく、特定の耐性を持った素材となっていますので、その素材に合っている環境で使うとその真価を発揮するというわけです。この名前の通り、前者は熱にかなり強く熱い場所で使い続けても破断する事はありません。

かなり長い間使い続けると流石に難しいですが、耐熱性がない素材よりはかなり長く使い続ける事が可能です。

熱い環境で使う場合はこの素材の結束バンドを使いましょう。
対候性とは、簡単に言うと太陽光の紫外線に強いという事です。
プラスチックが紫外線を浴びると、分子構造を破壊して破断させていくのです。

ですが、対候性のある結束バンドを使えば問題はありません。

太陽光によって、紫外線を強く浴びる屋外でも使い続ける事が出来るというわけです。なので、屋外でこれを使用する時には、対候性のある素材を使っていきましょう。結束バンドのナイロン66のことならこちら